2021年5月3日 ,

ガタつきは何に変えても取るべし

結構気づかない方も多いんですよね。

ガタ

その名の通り、ガタガタすることを『ガタ』といい、自転車にとってはあまり・・・というか、絶対よくないことです。
ちなみに英語では『Play』ですから遊びですね。
日本でもガタがあることを遊びがあると表現しますので、同じですね。

たいていは接合部や連結部などで発生しますので、具体的に言うとベアリングが入っているところやネジ止めされているところがそれに当たります。

なので、ネジは定期的にしまっているかトルク確認が絶対ですし、ベアリングが入っているところは、ベアリング自体が消耗していないか、フルサスなどのリンク部であれば、リンクボルトが緩んでいないかなどの定期チェックは行わなければなりません。

接合部や連結部はたいていにして、何らかの形で軸が存在し、その軸に対して対向にワークが存在して締結しているわけですので、軸が痩せたり伸びたりすると締結力の損失が発生してガタが出るという仕組みです。

ガタの放置は、ワークを損傷させ、軸を痩せさせることで締結力をさらに低下させますので、ガタを放置しても悪化しかしません。

最後は破断や欠損という最悪の事態となりますから、とにかくガタは見つけたら絶対に潰すが基本です。
今回はGWのレース前。
走行していてガタガタと気になるということで、フルサスペンションのクロスカントリーバイクでしたので、まずはホイールがしっかりと取り付けられているかを確認。

その後、ブレーキや一通りの部品の取り付け状態をチェックして、いよいよフレームへ。
フルサスペンションフレームなので、リンクがあり、すべての連結部にはベアリングが入っています。

一通りそれぞれのリンクボルトのトルクをチェックして、ベアリングの消耗をチェック。
すると一つだけリンクボルトが浮いているものを発見。
でもリンクボルトの締付トルクは問題なし。

リンクボルトを取り外して、見てみると・・・なんということでしょう。
ベアリング浮いてます・・・。

うーん、笑えない。

ボルトは締まっていたので、恐らくですが何らかの形で締め切る前にどこかに引っかかったかで、ちゃんと締め切れていなかったんですね。
で、当然すき間があるので走行中に動いてベアリングが飛び出したと・・・。

世の中で飛び出していいのは、飛び出し坊やだけなので、再圧入して事なきを得る。

やっぱり、作業は慎重に。
今日も指さし確認で、ご安全に。