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【レースレポート】CJ-1 妙高杉ノ原Stage XCO

日時                     2017年9月23日(日)11:32~(佐藤)、13:30~(小野寺、竹内)
大会名称              Coupe du Japon XCO妙高杉ノ原STAGE(CJ-1)
場所                     新潟県妙高杉ノ原スキー場
天候                     曇り一時小雨
出場カテゴリー    女子エリート(佐藤)、男子エリート(小野寺/竹内)
結果                     2位/7人(佐藤)、7位/58人(小野寺)、23位/58人(竹内)

土曜日決勝の変則スケジュールのため、木曜日に現地入りする慌ただしい週。チームオフィスからは比較的近い新潟県妙高市。竹内の実家からもほど近い場所で、過去には竹内自身、J2ながらも優勝の経験がある相性の良いコース。全日本選手権から2ヶ月が空いたとは言え、全員がイーブンコンディション。

いよいよ始まる後半戦は、ネガティブな思いなど無く、むしろ久しぶりにチームメンバー全員に会う事ができる事もあり、チームは興奮気味でした。コースも昨年と大きく変化はなく、むしろスピード重視のハイトルクを要求されるタフなコース。恐らくラップタイムも国内最速であろうと予想でき、夏をしっかり過ごせていないと差が出るコースと言えます。

夕方からのチームマネージャーズミーティングで、決勝日の周回は男子エリートが7周回、女子エリートが5周回と決定。特に当チームにとって不利な事や不都合はないので意義等は唱えず、質問事項もありませんのでそのまま終了。やはりラップタイムは国内最速になることが想定できますので、恐らく今回の周回ですと1時間ちょっとの超スピードレースになると想定。選手には最初から一気に行かせる形になるでしょう。

決勝当日。夜半に少し雨が降ったようですが、恐らく問題は無いと思われました。実際路面はほとんど濡れておらず、むしろ少々の湿り気が走りやすくもあります。エリート女子に出場する佐藤のスタートは11時32分。やや遅めのスタートですが、特に問題はありません。問題があるとすれば時折除く雨雲と低い気温。走り出してしまえば丁度良いくらいですが、その前のウォームアップの時間を多少長めに取ります。

[全日本選手権以降、ケガの回復に時間がかかり、十分な練習ができない中で臨んだ後半戦。不安ながらも淡々とウォームアップをこなす佐藤]

今レースは、男女ともに参加者はやや少なめ。すでにシクロクロスのシーズンに入った選手たちが一部存在し、また別の場所でイベントも行われた関係です。特に女子は7名と大変少ない人数でしたが、こんな時こそ確実に表彰台を取りたい。特に小林選手に一矢報いるには、一騎打ちできるチャンスです。しかしながら、佐藤は事実上、全日本選手権でのケガ以降、練習らしい練習ができたのは2週間前からですので、本人の不安も監督としての不安もありました。またスタートに対する恐怖感が出ており、落車が無いよう、スタート位置も確認しましたが、ステージングの際に当初予定した場所を取られてしまったこともあり中央へ。小林選手の隣に並んでスタートを迎えます。

[スタートから一気に先頭に立つ佐藤。それに女王小林選手とライバル橋口選手が続く]

11時32分予定通り女子エリートがスタート。案ずるより産むが易し。いつも通り先頭に立ち、女王小林選手(MTBクラブ安曇野)を従えて最初のアスファルトの上りをこなします。今レースでは、小林選手とどれだけ走れるのかがカギになりますが、それができる程にフィジカルが回復できているかというのも不安でした。折り返しの下りで小林選手と並び、小林選手、佐藤の順番でコース最下部まで一気に下っていきます。すでに3位以下には十数秒の差が付き、二人の実力が突出していることがわかります。

コース最下部からは、一気に最上部までのタフな上りが続きますが、佐藤は、小林選手に食い下がり、粘り強く付いていきます。その後、ファーストラップ終盤、最後のシングルトラックに入る手前で、なんと小林選手の前に出て、トップでファーストラップを終了。そのまま小林選手に約30秒の差を付けてセカンドラップに突入します。これはもしかすると・・・という淡い期待の中、さすがに小林選手はそのまま逃がしてはくれません。セカンドラップの上りで佐藤を射程内に、そのまま佐藤を抜き去り、サードラップへ。佐藤と小林選手には逆に30秒のビハインド。その後も小林選手は安定したペダリングを続けますが、佐藤はサードラップから一気にペースダウン。逆に後方約1分の所に、実力が拮抗する橋口選手(Team轍屋)が迫ってきています。

[コース最下部からの長い上りで、前を走る小林選手を懸命に追う佐藤]

佐藤には、小林選手も辛い事、ペースが落ちてきている事を伝え、何とかモチベーションを維持させますが、追うペースにまでは持っていく事ができません。一方、橋口選手はペースを上げたようで約50秒差まで詰めています。幸いなことに佐藤に膝の痛みやその他の不具合は見られなかったことから、ある意味安心してプッシュさせることができましたので、橋口選手に追いつかれることなく、最終的に小林選手に2分強の差で2位フィニッシュとなりました。

[U23カテゴリーの佐藤にとって、今期女子エリートで2度目の表彰台。今回は普段いないメンバーもいますので、まだまだ超えるべき壁が存在しますが、徐々に表彰台の真ん中が見えてきたレースでした]

続いて男子エリート。男子2名は特に不安はありませんでしたが、佐藤同様に2ヶ月ぶりのレースとなるため、どうなるか読めませんでした。13:30の定刻通りスタート。女子エリートスタート時に少しだけ雨がパラつきましたが、男子エリートでは天候の不安もありません。

[入念なウォームアップを行う竹内]

7周回で争われる男子エリートは、周回数こそ多く見えますが、実際には1時間ちょっとのレースになることが予想され、相当に早いペースで展開されます。そのため、レース序盤から一気に逃げるであろう平林選手(SPECIALIZED RACING JAPAN)、前田選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)の2選手から遅れないよう小野寺、竹内の両選手に指示を出します。

[とても良い仕上がりを見せていた小野寺。スタート前も、集中したいつもの小野寺の表情を見せる]

コース最下部からの長い上りを竹内が5番手、小野寺が10番手程で上ってきます。両者ともに呼吸は乱れておらず、非常に冷静にレースを展開。しかしながら後から報告を受けましたが、小野寺は前日に交換したチェーンが災いしたのか、スプロケットとのマッチングが悪化し、スタート直後からやや変速不良を伴った状態で走行していました。その後、小野寺は一気に18位まで順位を下げます。

[ほぼフルメンバーの男子エリート。いつもどおり平林選手が一気に飛び出しスタートしていきます]

竹内は、ファーストラップを4位で通過し、序盤まずまずの走りを見せていましたが、セカンドラップ以降、徐々に順位を下げ、サードラップで13位までズルズルと後退。その後も精彩を欠き、集中力も途切れた状態に陥りました。これは全日本選手権前までの竹内の状態に近いながらも、終盤で持ちなおし23位(-1Lap)でフィニッシュとなりました。

[上がらないスピードに苛立ち、何度も後方を確認しながら走る竹内]

[ダウンヒル区間で前との差を詰めようと試みますが、上りで離される集中力を欠いた走りに終始した竹内]

一方、小野寺はサードラップ以降、息を吹き返し、徐々に本来の小野寺の走りを見せます。サードラップで11位、フォースラップで8位とペースアップしますが、走っている様子を見ると、やけに重いギアを踏んでいる様です。レース後に確認すると、レース後半でDi2が完全に作動しなくなり、ギアは固定で走行していたとの事。走行中リセットを試みたようですが、全く動かなくなるトラブルに見舞われながらも意地の走りで7位フィニッシュとなりました。

[落ち着かない機材に、だましだましの走りを余儀なくされた小野寺]

[最後は何とかまとめて7位でフィニッシュした小野寺]

今回のレースでは、佐藤が表彰台、小野寺が機材面でのトラブルに見舞われながらも一定のパフォーマンスを見ることができた点については良いレースだったと思います。竹内に関しては、夏休み明けの1戦では判断のしようもないため、連戦となる白馬でのパフォーマンスに期待したいと思います。竹内には、今週でやるべき事を変えずに白馬に臨むよう伝えています。

次節は、10月1日に長野県白馬スノーハープで開催される白馬マウンテンバイク大会(CJ1)となります。連戦となりますが、しっかりと疲労を抜いて臨みたいと思います。

今レースも当チームへの多大なるご支援に感謝し、次のレースにつなげてまいります。ご声援ありがとうございました。

公式リザルト

エリート女子
1. 小林 可奈子 MTBクラブ安曇野 1:04:52.38
2. 佐藤 寿美 drawer THE RACING 1:06:59.94
3. 橋口 陽子 Team 轍屋 1:07:46.29
4. 加納 尚子岩井商会レーシング 1:14:42.12
5. 真川 好美 Team Nipopo 1:15:39.68

エリート男子
1. 平林 安里 SPECIALIZED RACING 1:06:11.54
2. 宮津 旭 PAXPROJECT 1:08:59.96
3. 小坂 光 MIYATA-MERIDA BIKING TEAM 1:09:21.56
4. 中原 義高 DECOJA RACING TEAM 1:19:36.92
5. 前田 公平弱虫ペダル サイクリングチーム 1:10:07.62
7. 小野寺 健 drawer THE RACING 1:10:40.43
23. 竹内 遼 drawer THE RACING -1 Lap

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